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2009/10/18 7359歩

初夏の頃に大型リリースが相次いだ反動で、このところ新しいネタがあまり無い。こちらのDocumentation Projectが、商標ポリシー違反による法的措置をちらつかされて活動停止に追い込まれたことぐらいか。当該スレッドには、商標問題の無い別の名前にフォークしてはどうかとの意見も出ているが、商標云々はあくまで言いがかりで、フォークしたところで別の言いがかりをつけられて潰されるのがオチだろう。より本質的には、オープンソースに限定すればこのコードがほとんど独り勝ち(→世界を思い通り動かせてしまう)なのがより問題で、オープンソース・プロダクト同士のコンペティションがもっと必要だと思う。

さて、そんな理由からオープンソースにならないかと期待しているのが、ベルギー・The von Karman Institute (VKI)によるCOOLFluiDである。C++によるオブジェクト指向のAerothermodynamics寄りCFDコードで、Linux/Windows/OS Xをマルチプラットフォームでサポートしつつ、解析ケースごとにコンポーネントを再コンパイルして、問題ごとに最適化したソルバを作成するなど、ラディカルな仕組みを持っているようだ。全体的なデザインについては、この辺が参考になる。一応Webサイトでは4年前(!)から、いずれはLGPLでリリースしたい意向が述べられているのだが、今のところそのようにはなっていない。

とはいえSalomeのWindows版のように、このブログでぐだぐだ書いているうちに実現したものもあるので、こちらも実現しないか?と、とりあえず書いてみる次第である。

[追記] いささか旧聞だがこちらで書いたPathScaleの件、結局Crayに買われたとのこと。
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