SSブログ

2009/9/18 11511歩

VisItチームの以前からの懸案事項であったVisItのSubversionレポジトリが、ついに公開された。携わられた関係者の皆様、お疲れ様です。この公開で見逃せないのは、Qt4対応の進められているtrunk/以下も公開されたことだろう。Qt4対応が目玉の一つとなるVisIt 2.0のプレビュー版としての役割も期待される。

ParaViewの開発元が「一般ユーザの声」を聞くためのフォームをオープンしている。今までも要望があればバグトラッカーに登録することは出来たが、登録が簡単で開発者の目に留まりやすく、登録された要望の中に共感できるものがあれば投票することも可能だ。さて、その登録された要望の中で、OpenFOAMユーザにもおおいに関係あるのが "Include native support for polyhedral meshes" だ。現在ParaViewはポリヘドラをネイティブに扱えないため、snappyHexMesh等によって作成されたポリヘドラル・メッシュは、OpenFOAMリーダがよりプリミティブな形状のセルに分割・変換している。そのためポリヘドラル・メッシュは
  • 見た目上、変に分割されてしまう
  • 分割後のセル数が莫大に増加する
  • Stream Tracerがポリヘドラル・セルのところで停止してしまう
といった弊害の原因となっている。したがってOpenFOAMユーザにとってParaViewのポリヘドラル・メッシュのネイティブサポートは不可欠と言える。Googleアカウントを持っていれば簡単に投票できるので、我こそはというOpenFOAMユーザの方にはぜひ、この要望項目に投票をお願いしたい。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
2009/8/25 3237歩2009/10/18 7359歩 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。