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2011/1/2 7151歩

今更だがVisIt 2.1.2Code_Aster 10.3Gmsh 2.5リリース。

さて、年が明けた。去年、最も感銘を受けた一枚の写真、というか可視化画像はベテルギウス表面の温度分布だった。感銘を受けた理由は2つで、太陽以外の恒星は遠すぎてどんなに大きな望遠鏡で頑張っても点にしか見えないのよ、と教わったか何かで読んだのだが、その "常識" を明確に打ち破ってくれたのが一つ、そしてこれだけ600光年先の星が克明に見えるなら、600光年という文字どおりの天文学的距離が手の届きそうなくらい近くに感じられるではないか、というのがもう一つだ。リンク先によればベテルギウスは太陽系の木製軌道ぐらいのサイズがある巨星だそうだが、それでもなおインプレッシブではないか。ちなみにリンク先から辿れる原論文によると、観測はこちらで行ったのだそうだ。さて、今年は一体どんな絵を見られるのか。
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2010/11/29 1681歩

OpenCFD社純正のLinux版でなく、ある海外サードパーティによるOpenFOAMのWindows版を、専業で代理店契約してサポートサービスを売っている会社が国内にあるのを知ったのだが、「うーん、、、何だかなあ、、」というのが率直な感想。

以前、OpenFOAMのバージョンが1.4だった頃に、コミュニティによるCygwin版の開発に携わったことがあるのだが(その成果物であるこちらのOpenFOAM-1.4-3.cygwin.src.tar.bz2アーカイブ内のREADME.Cygwinに、私の名前もクレジットしていただいている)、その経験から言わせていただくと、OpenFOAMのWindowsポーティングはクロスプラットフォームの知識は要求されるものの、個々の技術的要素はベーシックなものの集大成である。この点は、Cygwinでも(blueCFDが使っている)MinGWでも、基本的なところは変わらない。それゆえ、以前のポストでOpenFOAMのWindows版開発は新興・小規模デベロッパの腕試し&売り込みの場と書いたのだが、Linux版の片手間でWindows版を扱うのならともかく、Windows版専業でやるのにそのような技術すら買ってこなければならないって、どうよ?と思ってしまうのである。

ましてやOpenFOAM WikiにはWindows版開発者の方が、オープンソースの精神に則ってパッチを公開している。百歩譲っても、最低でもそのようなものを使って自前でビルドしてちゃんと中身を理解して、自社のブランドを付けて売るようでないと、とてもまともなサポートサービスなど売れないと思うのだが。例えば、こちらはCygwin版を使っていて見つけたOpenFOAM本体のバグだが、このようなバグは一見、Windowsオペレーティングシステムの特性とも思える挙動を示す。このようなバグのソートアウトは、中身をきっちり把握していないと難しい。

オープンソースの一般にあまり言われることのない本来的な良さは、ユーザと開発者の距離が近いので「バグフィックスが(時にはリアルタイムといっていいほど)速い」ことがあるのだが、このようなものをユーザとして使ってバグを見つけても、代理店に連絡→本国に連絡→・・とい伝言ゲームが目に見えるようで、少なくとも自分は、この会社に何かを頼むことは・・あるのか??、と思いながらサイトを拝見した次第だ。

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2010/11/24 4924歩 [日記・雑感]

OpenFOAM Forumで話題になっているとおり、OpenFOAMに関連するトレードマーク・ポリシーに加えトレードマーク・ガイドラインが明らかになった。どこまで強制力があるのかとの法律論はさておき、「OpenFOAMの派生プロジェクトはOpenFOAMという名前に乗っかるのでなく、明確に区別できる名前を付けてそれ自身のレピュテーションを確立せよ」との主張には、とても説得力がある。
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2010/10/20 6439歩 [日記・雑感]

Qt Creator 2.0.0にセキュリティホールとのこと。修正コミットを見てみると、余りにもあまりにもうっかりやってしまいそうなコードだ。思わずどっと冷や汗が流れて、pvFoamスクリプトでも同じことをやっているのではないかと見直してしまった。それにしても、こういったうっかりコーディングもしっかりセキュリティホールとしてマークされてしまう世知辛い時代なんである。
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2010/9/27 10657歩 [日記・雑感]

VisIt 2.1Salome-Meca 2010.2リリース。

GUIツールキットのQt 4.7リリース。多くのエンジニアリング系アプリケーションのインフラストラクチャとなっている重要なコンポーネントだ。ParaViewをQt 4.7でビルドしてみたところ、4.6系では何故か上手く行かなかったタブキーによるテキスト入力フィールド移動が出来るようになっていた。ユーザとして使っている分にはいい感じなのだが、メモリチェックツールにかけると、なぜかリークが酷い。
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2010/9/3 3649歩

CAELinux 2010リリース。
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2010/8/10 3822歩 [日記・雑感]

VisIt 2.0.2リリース。
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2010/7/2 4641歩

Salome 5.1.4リリース。

VisIt 2.0.1リリース。

[追記] OpenFOAM 1.7.0リリース。すっかり忘れていた。1.7.xのリポジトリも、GitHub上で公開されている。
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2010/6/19 1220歩

先日書いたOpenFOAM-dev Live USB DVDが6月12日付で更新されているので、もう一回ダウンロードしてみた。一体何が変わったのかと、とりあえずデスクトップに貼られているフォルダを片っ端から見ていくと、来週開催される5th OpenFOAM Workshopの講演者各位のプレゼンスライドやポスターが既に入っていた(!)。ほぼ同じものが、講演プログラムのページでも見られるようだ。
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