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2010/2/21 1429歩 [日記・雑感]

企業秘密クラスという程の機密ではないのだが、「やっつけ仕事の汚いソースコードなので見られると恥ずかしい」「そのうちしっかりドキュメントを書いてコードを整理してオープンソースにしてもいいけど、とりあえず今はプライベートに持っておきたい」みたいな程度に人に見られたくない、でもやっぱりプロジェクトホスティングサービスを利用して出先などからもアクセスできるといいなぁ、というプロジェクトを幾つか抱えるようになった。プロジェクトホスティングサービス代表格のSourceForgeは残念ながらオープンソース専用だが、最近はプライベートなリポジトリを持てるホスティングサービスもあるようで、例えばGitHubは$7/monthで5つまで、bitbucketはフリーで1つ、$5/monthで5つまでのプライベートリポジトリを持てるようだ。

そんな中で目を引いたのがOrigoという、ETH Zurich (スイス連邦工科大学チューリッヒ校) の運営しているサービス。完全無料で、レポジトリの数、容量ともに明確な上限が設けられていない、ある種いい加減な所が特徴だ。とはいえレポジトリの作成は申請制なので、あまり大量に作るとお叱りが来るのかもしれないが、とりあえずOrigoを使ってみることにした。今のところ、レスポンスもSourceForgeより良く上々だ。

ParaView MLに投稿されたメールに引用されて漏れてきたプライベートなメッセージに、ParaViewをSalomeのポストプロセッシング・エンジンとするため統合作業中、とのEDFデベロッパの方の一文が。もともとSalomeのポストプロセッシング・モジュールはVTKベースだし、ParaViewの最近の開発テーマはParaViewベースのカスタムアプリケーション開発や埋め込みモジュールとしての利用容易化にあるのは確かだが、Salomeのような巨大なシステムにParaViewを統合するような荒技が一体どうやって出来るのかサッパリ見当がつかない。とはいえ、今までやると言ったことは悉くやってきたEDFの方々だから、今度も何としてでもやってしまうのだろう。

ParaView/VTKのポリヘドラサポートは少しずつ進んでいるようだ。VTK Wikiには、スケジュールも書かれた専用のページも作られた。スケジュールを見る限り、今月下旬から来月上旬に見込まれるParaView 3.8/VTK 5.6のブランチには間に合わないようだが、その次のバージョンには含まれる可能性が高い。

Code_Aster最新版の10.1をWindowsにポーテイングされた方が居られるようだ。最後にポーティングされたのは9.1だったから、ひさびさの更新だ。
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